婚活と未婚率

資本主義社会では経済成長と共に多く見られるのが、晩婚化と未婚率の増加問題であり、日本においても例外ではありません。国税調査結果によりますと、1980年以降未婚率が急に上昇を始めています。例えば、30歳男性の未婚率は、1970年11.7%であったものが、1980年には21.5%と倍増、2005年には47.7%とおよそ2人に1人は未婚となりました。実際、2005年の調査結果によりますと、35歳以上でも30.9%と3人に1人が未婚となっています。同様に生涯未婚率(50歳時の未婚率)も、1970年1.7%であったものが、2005年には15.96%と、実に15倍にも膨れ上がりました。7人に1人の男性は、生涯を独身で過ごしていることになります。こうした未婚率上昇の原因は、晩婚化に他なりません。大学を卒業して就職をすれば、後は自動的に結婚が出来るような時代は終焉し、就活と同様に婚活をしなければならない時代が到来しています。また、未婚率増加の原因には、晩婚化の他にもコミュニケーション能力の欠如があります。生涯未婚者の中には、結婚をしたいのに結婚が出来なかった人が多く含まれます。インターネットの普及に伴い、ネット上での擬似恋愛に嵌ってしまったことで、若い時代に養われるべき対人とのコミュニケーション能力が著しく欠如する人が増加しているからです。対人に向かって自分の良さ上手くアピールが出来ないことが、結婚をしたくても結婚が出来ない人の増加に繋がっています。こうして未婚率の増加することで、婚活が特別なことではなくなって来ているといえるでしょう。